ハンドベルにも様々あります
一口にハンドベルと言っても、いろんな種類のものがあり、日本でもっとも普及しているのは、値段も手頃な「ミュージックベル」と言われるものでしょう。
私たちのグループでは、「イングリッシュハンドベル」と「クワイヤチャイム(ハンドチャイム)」を使って演奏しています。
ハンドベルの歴史
イングリッシュハンドベルは、名前のとおりイギリス生まれです。
ヨーロッパの教会には、高い塔が建っていて、一番上に鐘がついています。中世イギリスでは、ひとつの塔にそのタワーベルが4~12個あり、
ひとりがひとつずつのベルを受け持って、順序に従って演奏していました。
この鳴らし方をチェンジリンギングと呼びます。
そして、チェンジリンギングを練習するために、小型の鐘を作りました。
これがハンドベルの始まりです。
こうして、室内で演奏できるようになったことから、次第に教会音楽に取り入れられていきました。
楽器として本格的に発展したのは、19世紀にアメリカに渡った後のことです。20世紀、アメリカでは、教会を中心としてハンドベルが広く普及して今に至っています。
日本に初めて入ってきたのは1964年と言われています。
宣教師によって紹介され、キリスト教系の学校で広まってきました。